2006年5月9日(火)18:41

メルケル首相はEU憲法を支持

ベルリン(AP)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相はあらためてEU憲法に対する支持を表明した。キリスト教民主同盟(CDU)所属のメルケル首相は火曜日の晩ベルリンで、フィンランドのマッティ・ヴァンハネン首相の歓迎会を終えて、「原則からしてEUには制度規定が必要だ」と語った。次期のフィンランドとドイツのEU議長国任期中にも、今後この問題をどう進めるか話し合いを行う。私は原則的に憲法条約の発効を望んでいる。だがこれはそれぞれの加盟国が自ら決定しなくてはならない、とメルケル首相は語った。

ドイツの政治はフィンランドに学ぶところが多い、とりわけ教育や研究の分野で、とメルケル首相はフィンランドを称賛した。フィンランドのような国は、ドイツがしばしば難しく考える問題について、ずっと簡単な解決の方法を教えてくれる、と首相は語った。

原題:Merkel spricht sich fuer EU-Verfassung aus




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